わがままなアウトドアライフ

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経が峰ソロ登山(2023年10月19日(木)から20日(金))

経が峰

この山はスカイランドおおほらに行った時に、知り合った女性に教えてもらった。

登山にテント泊ができる近くにいいところがあると、駐車場やテン泊料金も

かからなく、頂上からの眺望も素晴らしいと言ってた。

彼女は地元の三重県津市住んでいて、間違いはなさそうだった。

あれから4ヶ月程、経ったが、ふと思い出した。

 

奈良から名阪国道関ICを経由して、1時間30分で11時30分に到着した。

駐車場は数箇所あったが、登山口に一番近い場所に止めることができた。

10台ほどで広くはなかったけど、3台の空きがあった。木曜日だったからかな。

土日ならいっぱいかも。この時は誰かテン泊しているだろうと安心感もあった。

 

初めての登山届をポストに入れた。下山した時に登山届はどうしたらいいのか。

特に記載はなかったが、誰かに聞けばいいか。

温泉の看板もあり、帰りに寄ってみよう。

 

尾登山口からは平尾コースとパノラマコースとある。

パノラマコースは急登らしいので、荷物も重いので、平尾コースにした。

平均コースタイムは1時間半ほどなので、2時間半ぐらいかな。

平尾と書いて、ピロと読むらしい。読めるかいな。

急登もなさそう。トレランしている女性も多かった。期待大でワクワク。

避難小屋に到着した。誰もいない。まさか完ソロ状態か。いやまだ時間は早い。

車はわりと駐車していたので、そんなことはないと。

避難小屋は無人だが、掃除もされていて、すごく綺麗だ。

食事利用はいいが、宿泊は緊急以外は禁止のようだ。

水場は嬉しい。でも出しっぱなしやん。冬場に凍らないためらしいが。

そのままでは飲めないので、浄水器が活躍できそう。

まずはテントを張って、頂上に向かおう。

誰もいないので、雨も想定して、木陰にすることにした。

熊が出ないか。不安ではあった。

避難小屋から10分程度で、頂上に到着した。なかなかいい感じや。

ご褒美のビールは美味い。冷えてたら、もっと美味いのに。

 

頂上下の東屋。綺麗だ。時刻16時30分。日没にはもう少しかかるか。

 

雑誌が置いてあった。岳人と山渓の新刊で、真っ新だ。なんと。

夕陽が見えるまで、読むことにした。

旅日記も置いてあった。少し読んでみた。中には1000回を超える登頂している方もいた。吾輩も記念に書いておいた。何年後かにきた時には探してみよう。

太陽が沈み出した。期待がもてそう。残っていたビールを最後まで飲み干す。

芝生が気持ちいい。独り占めやん。誰も来ない。

おっ。

ワオッ。素晴らしい。

テン場まで戻り、晩御飯にすることにした。

メニューはカレーライスと棒ラーメン

テント横のテーブルを利用して食べた。

しかし、誰もいない。静かだ。あまりにも静かのため、ラジオを付けた。

電波が入るか心配だったが、わりと良好だった。

阪神ターガース優勝の翌日に上新電機で、アイワの1000円ほどのラジオを買った。

ラジオか静けさを助けてくれた。感謝。

時刻は18時30分。寝るには早いが、明日のご来光を期待して、シュラフに入った。

熊や動物が、出没しない不安だったが、酎ハイを2缶飲んだら、眠ってしまった。

ふと、目を覚ますと、23時。まだそんな時間か。

2度寝して、目を覚ますと、明るかった。しまった。

目覚ましのスイッチをオンにするのを忘れたみたい。

慌てて、山頂へ。ご来光には間に合わなかったが、素晴らしい雲海だ。

低山なのに、この景色を見れるとは思わなかった。

雲ができるために大事なのが「水蒸気の量」と「気温の変化」ようだそうです。

経が峰(819M)山頂と三角点

展望台。

テン場に戻り、朝食の準備をする。結局、誰も来なかった。

長いこと喋っていなかった。声は出るのか。

朝食はパスコの菓子パン2個。コーヒーを入れて、手軽でいい。

8時半頃にテントを撤収して、下山することにした。

パノラマコースで登山口

定番の温泉。市が経営しているのか300円。安い。

いつもの登山後はトンカツ定食だか、三重県に来たこともあって、トンテキにした。

スマホで、検索したら、関ICのレストランで食べれることがわかった。

メニューの値段をみたら、1200円だったが、食券を買うときに、1320円と言われて間違いかと思ったが、最近は珍しい税別だった。10%とはいえすごく高く感じた。

インボイスのT番号も記載されていた。関係ないか。

松坂牛の自動販売機。さすが三重。

伊勢うどんもあった。

いい感じの専門店。飲んでないけどね。

 

下山途中で70代後半のご夫婦とお話しすることができた。人ともしゃべるのは2日ぶり。気になっていた下山後の登山届をどうしたらいいか尋ねてみた。

いつも日帰りなので、出したことはないが、そのまま帰っても問題ないとのことでした。家族や友人から捜索依頼が警察に連絡があったら、登山届を見て、捜索を開始するけど、何もなければ、個人情報があるので、燃やすらしい。ようやく安心した。

 

ところで、どのコースで下山するのと尋ねられたので、行きは平尾のシルバーコースだったので、急登のパノラマコースと迷ってたら、一緒にパノラマで下山をしようと誘っつてもらった。急登といっても大したことはないと言われた。

70代の方もいけるので、おともすることにしたが結構、急やった。

登山口までの1時間程、しゃべりながらの下山も楽しかった。

ご夫婦は週に1、2回はここに来ると言ってました。登山は元気の源やと。

ご夫婦のように、年を重ねても続けられたらいいなあと思う。

 

山頂に行く途中で、登山道を整備してくれている方に挨拶したら、

大きなザックを見て、テント泊ですかと尋ねられた。最近は水場で洗剤で食器などを

洗って、マナーが悪い人がいてる。一部だとは思いますが。

その影響を受けて、テント泊はできなくなるかもしれない。

市から要請が出てしまうと、閉鎖するしかなくなると言ってました。

もしか、今年で最後かもしれない。もう一度行ってみたい気はする。

 

登山は楽しい。明日からの仕事も頑張れそう。