わがままなアウトドアライフ

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2022年7月14日(木)〜17日(日) 上高地小梨平キャンプ場【グルキャン】

上高地小梨平キャンプ場

 

行きたかった上高地の小梨平キャンプ場に行くことが実現できた。

 

昨年あたりから、いつ頃に行こうかと、メンバーと相談した。

相談場所は王将に集合するのが、定番だった。

還暦になったおっさんたちはいろいろと用事も多かったが、

7月中の夏休み前がいいのではないかと、日程を調整した。

梅雨時期というのもあり、7月の1周目か2周目かの天候のいい方を

選ぼうかとなりました。勤務スケジュールの都合上、6月末にはどちらかを

決定しなければ。天気予報を見ても、どちらも雨予報だ。

日々の予報は曇りと雨に変化し続けたが、2周目の方がいいかと運に任せること

にした。

 

メンバー

学生時代に高畑アウトドアクラブを結成した。

あれから40年以上にもなり、長い付き合いだ。

海外勤務などもあり、会えてない時期もあつたりするが、

今も続けられているのは、共通のキャンプもあるが

気楽というか、自分らしくいられる、素晴らしい仲間だと思う。

せん吉・よーた・ゲタキー

 

忘れぬうちに記憶があるうちにプログを書いておこう。

記憶違いは絶対あると思うので、大目に見て。笑

 

僕以外は登山経験者であり、現地では各自で好きにしてという

スタイルです。実にこれがいい。

晩ご飯だけは集まって、食べようとなった。

初日の晩ご飯は任せられて、1週間悩んだすえ、得意の焼きそばに

しました。

オートキャンプ場でないため、荷物はバックパックで運搬しなければ

ならない。通常のクーラーボックス は重たくて無理なので、

ソフトクーラーボックスにしたのだが、問題は焼きそばの豚肉をどうするか

出発してから24時間後の食事になるので、自宅で冷凍して持っていくか、

現地近くにスーパーは見当たらない。しかも夜中だし。

過去に腐ったこともあり、苦い経験もしていた。

小梨平キャンプ場の売店は充実していると、情報を得たので、

YouTubeやプログで調べて見た。

なんと、冷凍豚肉も販売されているではないか。

他の商品の品揃いもいい。コンビニ以上スーパー未満と

いうところだが、価格も市場価格の1.3倍あたりで、キャンプ場で

この価格は嬉しい限りだ。

特にワイン・ビールなどのお酒類の種類も多くて、購入できる。

野菜関係だけが、種類が少なかったので、事前購入することにした。

以外は調味料なども小分け販売されており、何でもまかなえそうだ。

 

 

 

1日目(前夜行)

17時頃  地元スーパーで野菜類を買い物してから出発した。

21時頃  名神草津ドライブインで夕食

0時頃    あかんだな駐車場に到着した。(雨)

                 上高地はマイカー規制により、シャトルバスでの移動になる。

      始発バスまで、車内で爆睡する。

2日目

6時20分 始発バスで上高地バスターミナルまで移動した。(雨)

あかんだなターミナル 上高地バスターミナル行き

 

上高地バスターミナルから河童橋経由で、徒歩10分で小梨平キャンプ場に到着した。

絶景のKサイトが確保できて、テンションが上がりまくる。

受付でチェックイン後、テント設営した。

トイレ・売店・食堂・お風呂まで近くて、申し分のないサイトである。

 

その後はそれぞれが行動を開始した。

よーた    

徳本峠からジャンクションピーク 往復 7時間50分(休憩込み)

残念ながら、良い眺望なし。

せん吉

岳沢小屋 往復 6時間30分

9時出発 昼食込み約5時間+明神池周回 1時間30分

  ゲタキー 

大正池梓川コース) 往復2時間30分

 

小梨平から河童橋を渡って、ウェストン碑まで徒歩20分

ウォルター・ウェストン氏は、日本アルプスを世界に紹介した英国人宣教師で、近代登山家の父と呼ばれています。現在のレリーフは昭和40年に作者佐藤久一朗自信の手で、傷みが激しかったものに代えて新たに製作されたもの。毎年6月、彼の功績を偲ぶ『ウェストン祭』が開かれています。

大正池まで遊歩道が続く。(小雨)

田代湿原

 

田代湖

 動画撮影しながら、ダラダラと歩いて1時間30分で、大正池に到着した。   

 梓川沿を歩いていると、野鳥の鳴き声も聞こえて、心地良い。

     

コーヒーが飲みたくて、大正池ホテルのレストランに入った。

窓から見える焼岳は素晴らしかった。

 

ホテルだけあってコーヒー代金は520円と高めだったが、景色の

料金も含んでいると納得させた。

大正池から階段で昇ると、ホテルとバス停がある。

上高地バスターミナルまで、およそ10分程度の乗車時間である。

これが問題のシーン

バスが動き出した後に行先案内表示が次は大正池と表示されている。

帰りは林間コースで、小梨平まで戻ろうと思っていたが、

足の指先が少し痛くなってきたのと、お風呂は16時までのがあって、

誘惑に負けて、シャトルバスを乗った。

バス運賃がわからず、500円玉と1000円札を用意しておいたが、

運転手が往復バスチケットを持ってますか?

見せてもらったら、無料です。そうなんや。

買っておいたので、なんとラッキーだった。

ネットにも情報がなかったので、知らなかった」

 

その後にハプニングがあった。

バスが発車した後に、次は大正池という案内表示とアナウンスが流れた。

あれ、大正池から乗ったはずやけど、なんで次が大正池なんや。

頭の中がかけめくった。反対方向に乗った?そんなことはない。

しばらく走ると、赤い屋根のホテルが見えてきた。

帝国ホテルに間違いない。バス亭も帝国ホテル前になっているし。バスは発車した。

しばらくすると、帝国ホテルで降りるお客さんが

通りすぎているのを見て、運転手に帝国ホテルで降りるのですが。

運転手はハッとして、案内掲示板を見て、気づいたようだ。

Uターンする場所もないので、バスターミナルまで行ってから、

逆方向に行くバスの乗って下さいと説明していた。

料金は入りませんので。そりゃそうやろと思った。

バスターミナルに到着して、戻りますので運転手はこのままバスに乗ってて下さい、

僕は下車して、お客さんの顔を見ていたら、不機嫌そうな感じだった。

バスターミナル付近のお土産屋に寄ってみた。

今回は家用のお土産いるし。何にしようかな。

好きな野沢菜でいいか。きゅうりも入っているし。

上高地と箱にも表示しているし、買うことにした。600円ぐらい、

職場にはほとんど言ってなかったし、なしにしとこ。

キャンプ場に戻ると、穂高連峰山頂が晴れていた。

ようやく顔を出してくれて、テンションが上がる。     

しかし、まだ二人共帰ってきていないようだ。

16時までがお風呂の入れる時間やし、行っとこ。

広くて綺麗だ。しかも誰も入っていない。貸し切り状態だった。

明日からはオンシーズンで土曜日でもあって、予約制のようだ。

食堂と売店

受付

風呂上がりに売店でビールを買って、テントに戻ると

せん吉ちゃんが帰ってきていた。俺も行くと言ってお風呂に行った。

しばらくすると、よーたが帰ってきた。もう、入浴タイムは過ぎていた。

バッテリーの予備を持って行ったが、動画撮影すると、減りが早い。

もう、充電はほぼなくなっている。受付でバッテリー充電を100円で

してくれるので、有難い。

全員集合したので、売店に晩ご飯の材料を買いに行く。

焼きそばなので、冷凍豚バラと冷凍牛肉とウィンナーを買った。

電子レンジで解凍できるのだが、時間がかかる。

おばさんがパックのご飯を4つ持って、並ばれた。

申し訳ないので、先に使って下さいというが、多いので

後でいいですよ。とは言ってはくれますが、時間つぶしにしゃべり

まくったが、それでもなかなかとけない。

これ以上はさすがに申し訳ないので、諦めて、コンロで湯を沸かして

解凍することにした。最初からこうしたらよかったと少し後悔した。

100均のアルミプレートで牛肉を焼く。その後メインの焼きそばへ

コンロは真ん中に火が集まり、プレート全体に火が通りにくい。

それでも、マルちゃん焼きそばは美味しい。

やっぱり、牛からの開始だが、雨が降ってきた。

傘をさしての食事になった。さっきまで晴れていたのに。天気は激しく変わるようだ。

メインの焼きそばへと続く。マルちゃんは美味しいね。    

熊対策 食品保管庫 24時間出し入れ可能

誰も預けてないし。

3日目

午前6時頃、今日は晴れていた。

フルに使える日であり、テンション上がる。

     

テント内からの絶景

よーた    

 涸沢 往復 約12時間程 涸沢でのんびりと1時間 

 昨日に午前4時出発すると聞いていたので、もういなかった。恐るべし鉄人

せん吉 

西穂高岳独標 往復 10時間30分(休憩込み)

5時出発 上り6時間 下り4時間30分

 

  

ゲタキー

明神池 往復 4時間

行き 梓川右岸コース

帰り 梓川左岸コース

 

まずは腹ごしらえで朝食

熊出没情報 鈴持ってないし。

河童橋から

河童橋右岸コースで明神まで

明神館に泊まって早起きすれば、明神岳の朝焼けを間近に美しく見られる。

 

穂高神社

明神池を見るには拝観料がいるようだ。

昔に来た記憶はあるが、その時は拝観料払ったかなあ。どうしょうか。500円やし。

迷ったが、せっかく来たので、入ることにした。

梓川の古い流路の低地に明神岳からの湧水がたまってできた池で、常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結しません。

昼食にイワナを食べに来た。

https://kamonjigoya.wordpress.com/about/

イワナ塩焼き定食と缶ビールで2100円 ええ値段や。大奮発。

囲炉裏で炭を使って焼いている。食欲が出てくる。でも暑いやろうなあ。

普段は川魚は食べないが、天然もんとあって、一番搾りとの相性もよく美味かった。

モノクロで撮ったら、こんな感じになった。

3人で交代しているようだ。夏は大変だ。

川の池須に泳いでいた。天然ということは、儲けるなあ。

明神から梓川左岸コースで、小梨平に戻ろう。

お猿さん発見した。その後も何度は出会うが、左岸コースに出没することが多い。

晩ご飯を食べる前に雨が降ってきてしまった。

テントの前室で、3人で食べることにした。というかこれしかなかった。笑

ポールは荷物を減らすのに、持って行かなかったが、せん吉ちゃんのトレッキング

ポールで代用した。助かった。

狭いがなんとかなりそう。

昨日の焼きそばの残りの野菜をぶち込みもやし鍋となった。

これでも、キャンプで食べるのはおいしい。スープは鍋キューブ

北海道のお土産のもらった熊ラーメン

上高地の熊と種類は違うが、なかなかうまかった。

4日目(最終日)チェックアウト13時

よーた    

 岳沢小屋 往復 5時間(休憩込み)

せん吉

キャンプ場周辺でお土産購入&テントでダラダラしてた。

ゲタキー

大正池 林間コース 2時間30分ほど

初日の帰りのコース予定だったが、バスに乗ってしまったので、リベンジした。

今日は13時にチェックアウトしなければならないので、時間的に丁度いい感じだ。

帰りは勿論、無料バスやけど。

大正池ホテルの売店で購入。遅めの朝飯

埼玉で製造して、長野で販売 賞味期限が長い。炭水化物高め。笑

普通はラベルなんか投稿しないが、職業病。

帰りはバス。チケットを見せて無料。特等席。道幅が細い。パス通しのすれ違いはギリ

いつかは帝国ホテル。必ず来る。それまで待っててね。

上高地バスターミナル周辺 唯一の喫煙場所

焼岳は登山禁止のようだ。噴火しないといいが。

嘉門次小屋で、趣味がカメラという人とお話した。

撮影に行くところに、災害に出くわすらしい。熊本・東日本・奥尻島地震とか

現地から動けず、大変だったという話を聞く。すごい偶然が重なるんや。

上高地はいつまで滞在するのかを聞いていなく、気になっていたが、

無事に最終日を向かえて、帰りのバスの乗るので、もう大丈夫かと。

最後の河童橋

日曜日とあって、人が多いなあ。帰りたくないなあ。

上高地とお別れソフト400円 超人気で行列してた。

日曜日とあって、人の多さははんぱやない。もう帰るけど。

ありがとう。小梨平そして上高地。また来る。必ず来る。絶対来る。

あかんだな駐車場までバス移動する。

あかんだな駐車場から、車で10分ほどでひらゆの森へ。

 

平湯温泉 ひらゆの森(昼飯と温泉)

館内レストラン トンカツ定食うまい。1200円

揚げる時間15分待たされたが。

名神多賀 お土産にえびせんべいを購入 よーたのお勧め。

えびせんの写真は撮り忘れてもうた。


21時30分 平湯から3名で運転交代で、5時間ぐらいで到着した。

いつもの王将で、晩ご飯食べる。

 

上高地3泊4日 かかったお金

 

3名共有

高速代       13060円

ガソリン代      11354円

あかんだな駐車料金    1800円

食料品        3736円

                                        29950円 ÷ 3 = 9983円(1名分)

 

個人(ゲタキー)

名神草津(きつねうどん)   600円

シャトルバス(往復)    2100円

キャンプ料金(2泊)           2400円

小梨の湯                  600円

バッテリー充電代(2回)            200円

明神池 拝観料                500円

嘉門次小屋(イワナ塩焼き)   2100円

大正池ホテル コーヒ              520円

大正池ホテル りんごパン         200円

大正池ホテル 河童漬            570円

おつまみ・アルコール他           2345円

平湯の湯レストラン                 1200円

平湯の湯(温泉)                 600円

えびせんべい(お土産)              648円

王将(解散前食事)                  1210円

                                    計                 15793円

                9983円  

                                    合計     25876円  

これだけ楽しめて、この値段は安い。

3人乗り合わせで行ったのも、大きいが。

因みに上高地帝国ホテルはツイン1泊2名で54000円で、一人当たりの

料金の1泊より、安いとは。でもいつかは。

 

 

半年前ぐらいに、上高地でキャンプできるという情報を得た。

40年程前ぐらいに、一度、行っているが、河童橋梓川の水の

冷たさだけが覚えていた。その時は夏休み期間中だけのマイカー規制で

上高地バスターミナルに駐車場があり、乗り入れできたと記憶している。

現在は一年中、規制になっているが。自然を守るためだけあって素晴らしかった。

YouTubeやプログなどで、上高地のキャンプ場を調べてみた。

小梨平キャンプ場というのが、河童橋からすぐのところにあった。

テントから見える穂高連峰をバックに梓川との風景が感動的だった。

これは行かねばと、よーたとせん吉に聞いてみた。

よーたは上高地を起点に北アルプス登山を何度も行っている経験者だ。

時期は混雑前の夏休み前がいいということで計画を進めた。

梅雨時期でもあり、天候は心配だった。雨より晴れが絶対いいし。

予報では毎日天候は激しく変わっていく。運に任せた。

 

オートキャンプ場でなく、バス移動のため、バックパック用のザックがいる。

好日山荘へザックを見に行った。グレコリーやミレーなど良さそなのが

並んでいたが、価格は平均4万ぐらいで、手も足も出ない。高っ。

登山までしないので、そこまではいらんかな。

楽天で、ホークギヤ80リットル(6000円)を購入した。

80リットルは大容量で、よく入るがテント(ツーリングドーム)

だけで、半分は占めてしまう。でかいなあ。

オートキャンプ用でバックパックには向かないなあと改めて思う。

それでも、何とか詰め込んで、17キロ。背負えるのか?

上高地行きのために買ったが、次回以降キャンプのフリーサイトの時の運搬や

普段は災害時の緊急品など、準備しておけば、無駄にはならないのかな。

 

天候について

現地では激しく天気は変わっていく。

あかんだな駐車場から、小梨平キャンプ場まで雨が降り続いた。

絶景のKサイトに張れた時は、大満足した。テンション上がりまくり。

雨でもよかったと思う。むしろ、雨でないと、無理だったかな。

晩ご飯を食べる寸前に小雨が降ってきた。傘をさして、焼肉と焼きそばを

なんとか食べた。

2日目は丸一日ゆっくりできる日で、朝から晴れていて、気分爽快だった。

昼間は晴れでいい天気だったが、

夕方には雷が鳴り響いた。晩ご飯を食べる時には、大雨になってきた。

傘だけでは無理なので、テントの前室で食べることにした。さすが3人は狭いので

入りきれないので、傘もさした。この時はもやし鍋と熊ラーメン。

3日目の最終日は朝から曇りだったかな。記憶が怪しい。

夕方の平湯温泉で雨が降ってきた。

通して雨が多かったなあ。

それでも、初夏の上高地は素晴らしかった。

 

画像はみんなのグループラインのアルバムからと動画から切り抜きました。

ご協力ありがとうございました。

最後にせん吉ちゃん、車を出してくれてありがとう。快適でした。

 

 


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